REITファンドの純資産残高ランキング(2022年10月)

REITファンドの2022年10月末時点における純資産残高ランキングは、以下の通り。

出所:三菱アセット・ブレインズ提供のデータを基に編集部作成

REITファンドの純資産残高ランキングの中から、注目ファンドを2つ紹介する。

ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)

REITファンドで純資産残高が一番大きいのは「ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」である。同ファンドは、米国のREIT(不動産投資信託)に投資し、配当利回りを重視した運用を行うREITファンドである。2004年7月21日の設定時から15年以上の運用実績があり、毎月安定的な分配金が期待できるファンドとして人気を集めている。米国REITの時価総額は132.8兆円(2022年9月末時点)と世界の主なREIT市場の約7割を占めている。さらに、オフォスから商業施設、ヘルスケア、物流倉庫などのほか、刑務所、娯楽施設(映画館、カジノ、ゴルフ場など)などREITの種類が豊富な点も魅力といえるだろう。ただ、同ファンドの10月末時点における配当利回りは3.8%と高いが、一時、米10年債利回りが4%を超え、投資妙味が低下した。しかし、米国での利上げがピークを迎え、米10年債利利回りが3%前後まで低下すれば、再び米国REITに注目が集まる可能性は高いだろう。

■ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 2491円
信託報酬 1.672%(年率・税込)
純資産残高 7111億円

<騰落率>
1カ月 7.4%
3カ月 -5.4%
6カ月 -8.2%
1年 5.8%
(10月末時点)

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」は国内のREIT(不動産投資信託)に投資し、東京証券取引所が算出・公表している「東証REIT指数(配当込み)」に連動する投資成果をめざすREITファンドである。2004年5月18日の設定時から15年以上の運用実績があり、毎月安定的な分配金が期待できるファンドとして人気を集めている。東証REIT指数の予想配当利回りは3.7%で、国内の10年債利回り(約0.25%)に比べて投資妙味が高い。J-REITは、収益の90%超を分配すれば実質的に法人税が非課税になるので、投資家に分配金をだしやすい金融商品だからだ。短期的にはグローバル金融市場の値動きで上下に振れるリスクはあるものの、高い利回りが期待できる投資対象として今後も注目している。

■ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
基準価額 2531円
信託報酬 0.792%(年率・税込)
純資産残高 4413億円

<騰落率>
1カ月 1.6%
3カ月 -1.6%
6カ月 1.4%
1年 -2.8%
(10月末時点)