新規設定ファンドの設定額は大きく減少
10月の新規設定は12本だった。約77億円の設定額となったが、9月の1,510億円から大きく減少し、2022年5月の約17億円以来、5カ月ぶりに100億円を下回った。10月の設定額上位ファンドは、以下の通り。
ランキング4位の「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」は、米国の「S&P500配当貴族指数(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。配当貴族指数は、25年以上連続増配している時価総額30億ドル以上の高い流動性を有する企業の株式で構成されている。同指数の配当利回りの水準は2.3%と、S&P500種株価指数の1.5%を上回っている(2022年7月末時点)。今後も純資産総額を増やしていくかどうかに注目だ。