公募株式投資信託(ETF除く)は4,413億円の資金流入で20カ月連続の資金流入超
純資産総額 85,800,176百万円(+3,068,273百万円)
ファンド数 5,601本(+7本)
海外、内外株式などで資金流入が続いたことから、7月は4,413億円の資金流入となり、20カ月連続で資金流入超となった。また、純資産総額は3兆683億円増加し、85兆8,002億円となり、4カ月ぶりに増加となった。2022年4~6月期の米企業の決算が市場予想を上回ったことや、FRB(米連邦準備制度理事会)のバウエル議長が今後の利上げペースの鈍化に言及したことから米国株式市場が上昇。外国株式型ファンドを中心に評価額が上昇した。
外国株式型ファンドへの資金流入が続く
7月も外国株式型ファンドへの資金流入が続いた。7月の資金流入上位ファンドは、以下の通り。
1位の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。7月末時点における6カ月騰落率は+7.8%、1年間騰落率は+14.7%と好調だ。同ファンドは円建てなので、円安・ドル高が寄与しているからだ。好調なパフォーマンスなので、8月以降も高水準の資金流入が同ファンドに続く可能性は高いだろう。