2022年10月、SBI証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の概要
SBI証券の10月ランキング1位は、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」だった。同ファンドは米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。9月は-4.47%とマイナスリターンになったものの、10月末時点における基準価額は18,644円と、9月末の16,999円に比べて9.6%の上昇となった。10月に大きく上昇したことから、11月以降も同ファンドがSBI証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
基準価額 16,999円
信託報酬 0.0938%(年率・税込)
純資産残高 6,422.97億円
<騰落率>
1カ月 -4.47%
3カ月 1.38%
6カ月 -5.75%
1年 9.30%
※9月末時点
全体を見て:国際株式型ファンドが人気
SBI証券では、10月も国際株式型(外国株式型)ファンドの人気が高かった。ランキング3位の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果をめざすインデックスファンド。このファンド1本で全世界の株式に国際分散投資できる。9月は-5.3%のマイナスリターンとなったが、10月末の基準価額は17,321円と、9月末の16,016円に比べて8.1%の上昇となった。米国株を中心に10月は株価が大きく上がったので、同ファンドが11月以降もSBI証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
基準価額 16,016円
信託報酬 0.1144%(年率・税込)
純資産残高 6,474.3億円
<騰落率>
1カ月 -5.3%
3カ月 -1.4%
6カ月 -7.3%
1年 3.0%
※9月末時点