2022年9月、三井住友銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「ゴールドマン・サックス社債/マクロアロケーター戦略ファンド2022-09」の概要
三井住友銀行の9月ランキング1位は、「ゴールドマン・サックス社債/マクロアロケーター戦略ファンド2022-09」だった。同ファンドはゴールドマン・サックスが発行する円建債券に投資し、設定日から約5年後の満期償還時の償還価額について元本確保を目指す投資信託である。9月に設定された新規ファンドで、当初設定額が1,070億円となり、今年最大となった。株式市場が不安定になる中、債券ファンドに対するニーズが高まっている。10月以降も、債券を対象とした新規ファンドが増えるかどうかに注目している。
■ゴールドマン・サックス社債/マクロアロケーター戦略ファンド 2022-09
基準価額 9,821円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 1,050.98億円
※10月6日時点
全体を見て:インデックスファンドが人気
三井住友銀行ではインデックスファンドの人気が高かった。ランキング4位の「三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)」は、ダウ・ジョーンズ工業株価平均 (NYダウ・円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。8月は0.8%のプラスリターンとなったものの、9月末時点における基準価額は27,026円と、8月末の28,116円に比べて3.9%の下落となっている。NYダウは9月に年初来安値を更新しており、同ファンドが10月以降も三井住友銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)
基準価額 28,116円
信託報酬 0.748%(年率・税込)
純資産残高 567.83億円
<騰落率>
1カ月 0.8%
3カ月 3.8%
6カ月 12.6%
1年 14.4%
※8月末時点