2022年7月、三井住友信託銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「世界経済インデックスファンド」の概要

三井住友信託銀行の7月ランキング1位は、「世界経済インデックスファンド」だった。

同ファンドは、国内、先進国、新興国の公社債と株式に分散投資するバランスファンドである。6月は+0.34%で、7月末の基準価額も28,866円と、6月末の28,602円と比べて+0.9%だった。同ファンドは世界中の株式と債券に分散投資するので、リスクを抑えた運用が可能だ。8月以降も三井住友信託銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■世界経済インデックスファンド 
基準価額 28,602円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 1,462.40億円

<騰落率>
1カ月  0.34%
3カ月 -1.80%
6カ月 -1.26%
1年     1.69%

※6月末時点

全体を見て:インカムゲイン狙いのファンドが人気

三井住友信託銀行では、インカムゲイン狙いのファンドの人気が高かった。ランキング2位の「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」は、国内のリート(不動産投資信託)に投資するファンドである。7月は3.25%のプラスリターンとなった。そして、同ファンドの予想配当利回りは+3.72%と高いので、8月以降も三井住友信託銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)  
基準価額 6,726円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 4,046.91億円

<騰落率>
1カ月  3.25%
3カ月  3.80%
6カ月  5.70%
1年    -4.97%

※7月末時点