「スマートフォン証券」とは?

近年は新しい業態として「スマートフォン証券」と呼ばれる証券会社が増えてきました。スマートフォン証券とは、スマートフォンからの取引を前提としたインターネット証券です。小さい画面でも操作しやすいよう、デザインや取扱商品をあえてシンプルにしている特徴があります。

スマートフォン証券のはしりは「PayPay証券(旧:ワンタップバイ)」といわれています。スマートフォンから日米の株式を少額で購入できるサービスを先駆けて展開し、多くの話題を集めました。なお、スマートフォン証券を指す「スマホ証券」は同社の登録商標となっています。

PayPay証券のように、スマートフォン証券は少ない金額で投資できることも多く、国内株式を1株単位(通常は100株単位)や1000円単位で売買できるサービスや、投資信託を100円や1000円から購入できるサービスを展開しています。

このような特徴から、スマートフォン証券は若年層や投資初心者に選ばれてきました。例えばスマートフォン証券の1つ「LINE証券」は2021年11月に100万口座を突破しますが、2019年12月の調査では口座開設者の53%を20~30代が占め、同じく投資未経験者が51%を占めています。PC向けの取引ツールや大きな最低投資額にハードルを感じる人がスマートフォン証券に流入しているのかもしれません。

これから資産運用に取り組もうと考えている人は、スマートフォン証券に口座を開設してみてはいかがでしょうか。

【主なスマートフォン証券】
・PayPay証券
・LINE証券
・SBIネオモバイル証券
・CONNECT(コネクト)
・tsumiki証券

執筆/若山卓也(わかやまFPサービス)

証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業(IFA)および保険募集人に登録し、金融商品の販売も行う。2017年から金融系ライターとして活動。AFP、証券外務員一種、プライベートバンキング・コーディネーター。