投資信託でお金を育てる
お金を増やすために使う金融商品は投資信託です。これを税制優遇がある国の仕組みなどを使って毎月一定額を積み立てていきます。
「信託」というのは、ある目的のためにお金を集め管理することをいいます。ここでは「投資」を目的とし多くの方からお金を集め、「ファンドマネージャー」という投資の専門家にその管理を託します。ファンドマネージャーは、あらかじめ決められた投資方針に沿って投資を行い、運用利益を上げ、その分配を私たち投資家が受けとります。
投資信託を利用するメリットは、3つあります。まず投資判断を専門家に任せられるという点です。また、投資信託を利用する私たち投資家一人一人は少額から、投資することが可能という点も上げられます。同時に、投資信託そのものにはたくさんの資金が集まるため、ファンドマネージャーは、その資金をたくさんの投資先に分散することにより、投資効率を高めることができます。
投資信託は、銀行あるいは証券会社に専用の口座を開設し、毎月の積み立て額を設定すると自動振り替えで積み立てが実行されていきます。非常に手離れがよいので、面倒が少なくてすみます。投資信託は数が多いので、その中でも地球にまるごと(=全世界)投資をするようなバランスファンドを選ぶと良いでしょう。
毎月積み立てる金額は、公的年金の受け取り時期と金額、退職金や企業年金などの情報も踏まえたうえで計画を立てたいところです。あとからこんなはずじゃなかったとならないよう、お金の延命にしっかりと取り組んでいきましょう。
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