2022年6月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「みずほグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2022-06(限定追加型)」の概要

みずほ銀行の6月ランキング1位は、「みずほグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2022-06(限定追加型)」だった。同ファンドは、日本、新興国を含む世界の米ドル建てまたはユーロ建ての社債を主要投資対象とし、原則として為替ヘッジを行う。そして、信託期間が約4年の限定追加型の投資信託である。6月に新規設定されたファンドで、約216億円の資金を集め、6月の新規設定ファンドの中では2番目の大きさとなった。

■みずほグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2022-06(限定追加型)  
基準価額 9,994円
信託報酬 0.7425%(年率・税込)
純資産残高 270.93億円

※7月11日時点

全体を見て:外国株式ファンドが人気

みずほ銀行では、6月も外国株式ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「キャピタル世界株式ファンド」は、世界の株式に投資するアクティブファンドで、5月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.テスラ(米国) 6.7%
2.マイクロソフト (米国) 4.0%
3.アルファベット(米国) 2.6%
4.台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾) 2.6%
5.メタ・プラットフォームズ(米国) 2.0%

5月は1.8%のマイナスリターンとなったが、6月末の基準価額も20,009円と、5月末の20,304円に比べて1.5%の下落となっている。ただ、2007年に設定されて15年以上の実績があるファンドなので、7月以降もみずほ銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■キャピタル世界株式ファンド  
基準価額 20,304円
信託報酬 1.701%(年率・税込)
純資産残高 2,774.3億円

<騰落率>
1カ月  -1.8%
3カ月    0.4%
6カ月 -10.2%
1年      -0.5%

※5月末時点