あなたの今日に至るまでの教育費、確認してみましょう!

それでは早速ですが、20代の皆さんが生まれてから社会人になるまで、どれくらいの教育費がかかったことになるのか、試しに計算してもらいたいと思います。皆さんそれぞれ、色々なご事情があるとは思いますが、以下のデータを基に、社会人になるまでの「あなたの教育費」を計算してみてください。

【教育費の相場観】※

・公立学校
幼稚園(3年) 67万円
小学校(6年) 192万円
中学校(3年) 146万円
高校(3年)  137万円
国立大学(4年)242万円

・私立学校
幼稚園(3年) 158万円
小学校(6年) 959万円
中学校(3年) 421万円
高校(3年)  290万円
私立文系大学(4年)407万円
私立理系大学(4年)551万円
私立医歯系大学(6年)2396万円

※ 幼稚園から高校までは、学校教育費、給食費、学校外活動費(塾、習い事等)の合計、大学は入学金、授業料、施設設備費の合計で1万円未満はは切り捨て(出所:文部科学省「子供の学習費調査(平成30年度)」、「私立大学等の入学者に係る学生納付金等調査結果(令和3年度)」、「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」)

どうですか? かなりの金額になるでしょう。

例えば、大学までオール国公立だった場合でも、その合計金額は約784万円になります。進学率を考えると、高校から私立に通う、これが一つのパターンですが、大学が文系でも理系でも1100~1200万円になるのです。でも、これは学校の教育にかかる費用だけで、普段の食費であるとかお小遣い、下宿代なんかは含まれていない金額です。親御さんに改めて感謝したくなった、そんな人もいるかもしれませんね(笑)。