「レバナス」を筆頭に米国に投資する商品が人気

これまで、国内で購入できるレバレッジ型投資信託は日経平均株価など国内の株価指数を参照した商品が主流だった。しかし、2020年3月のコロナショック以降は国内よりも高い値上がりを見せる、海外の株価指数を基準とするファンドが人気を集めている。

とりわけ話題を呼んでいるのが、高成長のハイテク企業を数多く組み込んだ米NASDAQ100指数を参照するファンドだ。このような商品は『レバナス(レバレッジ+ナスダック)』という愛称で親しまれている。

例えば、大手ネット証券会社4社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券)の2022年1月購入金額ランキングトップ5を見ると、大和アセットマネジメントの「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が2つの証券会社でランクインしており、その人気がうかがえる。

※出所:Finaseeファンドランキング『【2022年2月号】ネット証券4社 人気ファンドトップ5まとめ