今日は1年に1度のクリスマスです。今年は土曜日ということもあり、家族や恋人とゆっくり過ごすという方もきっと多いでしょう。メリークリスマス!

クリスマスといえばサンタクロースですが、実は北欧のフィンランドに住んでいると知っていましたか? サンタクロースといえば全世界で愛される超人気キャラクターです。良い子も悪い子も、本当にいるなら会いたいと考えるのは当然でしょう。

本記事ではサンタクロースが住む「サンタクロース村の概要」と「フィンランドまでの渡航費」、また「世界の変なクリスマス」についても解説します。クリスマスの話題に知っておいて損はないでしょう。

本物のサンタはフィンランド「サンタクロース村」にいる!

サンタクロース村(Santa Claus Village)とは、フィンランドのロヴァニエミ市近郊にある村です。北極圏との境目を表す「北極線」上にあり、そこでは本物のサンタクロースに毎日会うことができます。サンタファンにとっては夢のようなホットスポットですね。さらに運が良ければオーロラも観測できるそうです。

しかし、なぜサンタクロースはフィンランドで暮らしているのでしょうか。それはサンタクロースの起源に由来しています。

サンタクロースは4世紀ごろ、現在のトルコに実在した「聖ニコラウス」がモデルとされています。貧困に苦しむ家を救うため、煙突から金貨を投げ入れたという伝説が、現在のサンタクロース物語につながったとする説が有力です。

そして1920年代、アメリカに伝わった言い伝えではサンタクロースの出身地は北極とされ、北極圏に国土を持つフィンランドがサンタクロースの母国と考えられるようになりました。特にサンタクロースはロヴァニエミ市の北300キロメートルに位置するコルヴァトゥントゥリの山中で、妖精「トントゥ」と一緒に暮らしているとされています。

サンタクロース村はロヴァニエミ市公認で、村にある「サンタクロースの家」にはコルヴァトゥントゥリからサンタクロースが毎日やってきます。片道300キロメートルという破格の通勤距離ですが、世界中を飛び回るサンタクロースには問題ないでしょう。