再生可能エネルギーや温暖化対策など、環境改善効果のある取り組み(グリーンプロジェクト)に限定した資金調達のために発行する債券.。2008年に国際復興開発銀行(IBRD)が初めて発行した。SDGsやパリ協定によりグリーンプロジェクトへの注目が高まる中で、グリーンボンドの発行体は自らの取り組みをアピールし、社会的な支持を得ることができる(これはグリーンボンドを購入する投資家にもいえる)。また通常の債券発行では出会うことがない、環境問題に関心のある投資家の投資ニーズを取り込めるのもメリットである。社会課題の解決に資金使途を限定した「ソーシャルボンド」や、同様に環境・社会の課題解決のための「サステナビリティボンド」も発行が行われている。
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