8月も資金流入が続き純資産総額は過去最高を更新
純資産総額 83,015,357百万円(+1,689,910百万円)
ファンド数 5,612本(+35本)
8月も海外株式ファンド中心に高水準の資金流入が続き、純資産総額は83兆154億円と前月比1兆6,899億円増加。9カ月連続で過去最高を更新した。
海外株式型ファンドへの資金流入が続く
8月も海外株式型ファンドへの高水準の資金流入が続いた。個別ファンドを見ると、流入額上位10ファンドのうち、9ファンドが外国株式型となっている。トップ3のファンドの資金流入額は、以下の通り。
1.アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 924億円
2.eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 405億円
3.GSフューチャー・テクノロジー・リーダーズ・Bコース(為替ヘッジなし) 399億円
8月の米国株式市場は、NYダウ・S&P500種株価指数・ナスダック総合株価指数など主要株価指数が過去最高値を更新した。8月資金流入額トップの「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、米国の成長株に投資するアクティブファンドで、8月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。
1.アルファベット 8.0%
2.マイクロソフト 8.0%
3.フェイスブック 5.8%
4.アマゾン・ドット・コム 5.7%
5.VISA 5.1%
同ファンドの8月末時点における純資産総額は1兆2,540億円で、国内公募の追加型株式投資信託(ETF除く)の中でトップとなっている。パフォーマンスが好調なので、米国を中心とした海外株式型ファンドへの資金流入は、9月以降も続く可能性が高いだろう。