外国株式型ファンドに高水準の資金流入が続き、純資産残高は過去最高を更新

 

純資産残高 81,325,447百万円(+286,317百万円)
ファンド数 5,577本(-9本) 

海外株式型ファンドなどに高水準の資金流入が続いたことから、公募株式投信(ETF除く)の純資産総額は7月に約2,863億円増加。81兆3,254億円と過去最高を更新した。 

REIT型ファンドのパフォーマンスが好調

REIT(不動産投資信託)型ファンドのパフォーマンスが好調だ。7月末時点における騰落率は、以下の通り(カッコ内は資産別リターン順位)。

1カ月 0.9%(1位)
3カ月 6.0%(1位)
6カ月  21.6%(1位)
1年     35.5%(2位)

過去6カ月以内でみると、REIT型ファンドのリターンが1位になっている。REITは昨年末以降、堅調に推移しており、7月も小幅プラスながらリターン1位になった。とくに米国REITが好調で、リターン上位には米国REITが上位を占めている。ただ、上昇が続いていることにより、REIT型ファンドに利益確定売りをだす個人投資家も多い。7月はREIT型ファンドから約530億円の資金流出となり、6月の約350億円より増加した。8月以降も資金流出が続くかどうかに注目だ。