9月19日、三井住友フィナンシャルグループが興味深い戦略を明らかにしている。中核証券子会社であるSMBC日興証券が外部との業務提携も加えて、証券ビジネス体制の再構築に踏み切るという内容である。証券ビジネス、なかでも証券リテールビジネスのあり方をどう考えていくのかという点で注目に値する出来事と言える。そこで、今回は証券ビジネスの組織のあり方と、そこに内在する利益相反リスクの問題を取り上げてみる。
個人投資家の資産運用における「アドバイザー」とは、どういった存在であるべきか。 金融ジャーナリスト・浪川 攻氏が、 販売会社のアドバイザーと投資家の間にある不均衡な関係や、中立的立場であるJ-FLECの認定アドバイザー制度の仕組みを紐解き、 今後の証券リテールビジネスの進化を問う、連載第3弾。
9月19日、三井住友フィナンシャルグループが興味深い戦略を明らかにしている。中核証券子会社であるSMBC日興証券が外部との業務提携も加えて、証券ビジネス体制の再構築に踏み切るという内容である。証券ビジネス、なかでも証券リテールビジネスのあり方をどう考えていくのかという点で注目に値する出来事と言える。そこで、今回は証券ビジネスの組織のあり方と、そこに内在する利益相反リスクの問題を取り上げてみる。
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著者情報
浪川攻
なみかわ・おさむ
金融ジャーナリスト
1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカー勤務を経て記者に。1987年株式会社きんざいに入社。「週刊金融財政事情」でデスクを務める。1998年東洋経済新報社と記者契約、国会予算委員会公聴会の公述人に選任(雑誌記者として初)。2016年にフリー。「ザ・ネクストバンカー 次世代の銀行員のかたち」「証券会社がなくなる日」(講談社現代新書)など著書多数。
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