「新しい資本主義実現会議」の下に設立された「資産運用立国分科会」の初会合が10月4日に開催された。政府は資産運用業について、運用力向上やガバナンス改善・体制の強化、国内外からの新規参入と競争の促進、対外情報発信の強化を目指す中、様々な取組みを進めることとしており、その内容や十分性等について、今後議論が行われる。
配布された金融庁作成の資料には、政策プランの基盤となるキーワードがずらりと並んでいる。「資産運用業やアセットオーナーの機能強化・高度化」、「スタートアップ投資」、「サステナブル投資」、「スチュワードシップ活動」、「参入障壁是正・新規参入支援」などなど。