finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

【新NISA対象】ブラックロックから「iシェアーズ S&P500 トップ20 ETF」「iシェアーズ ゴールド ETF」が上場! 個人投資家にとっての魅力は…

Finasee編集部
Finasee編集部
2025.01.23
会員限定
【新NISA対象】ブラックロックから「iシェアーズ S&P500 トップ20 ETF」「iシェアーズ ゴールド ETF」が上場! 個人投資家にとっての魅力は…

1月16日、ブラックロックが運用する「iシェアーズ S&P500 トップ20 ETF」(愛称:トップ・オブ・アメリカ)、「iシェアーズ ゴールド ETF」(愛称:金のETF)が東京証券取引所に上場した。当日、東証で開催された記念セレモニーでは、ETF市場の活性化に期待を込め、2銘柄の上場を祝う打鐘が行われた。

 

新規上場となるETF2銘柄、個人投資家にとっての魅力は?

「iシェアーズETF」は、世界最大の資産運用会社であるブラックロックが運用するETFブランド。世界のETF市場において、同ブランドは30.4%(2023年12月末時点)と世界最大のシェアを誇り、今回の2銘柄の上場で 「iシェアーズETF 東証上場シリーズ」は43銘柄になる。新規上場の狙いはどこにあったのか。

iシェアーズ S&P500 トップ20 ETF

iシェアーズ S&P500 トップ20 ETFは、米国の時価総額上位20銘柄を投資対象とする集中投資型のETF。東証上場ETFで初めて、S&P500 トップ20セレクト指数へ連動する商品となる。

S&P500が米国の大手企業500社の時価総額で算出されるのに対し、S&P500 トップ 20セレクト指数は、S&P500構成銘柄のうち時価総額の上位20社から算出される、集中投資型の指数だ。

ブラックロック・ジャパンのクライアント・ビジネス部門でETFビジネスを担当する渡邉啓輔氏は、同ETF上場の目的を「多様化するお客さまのニーズに応えられる商品を提供していきたい思いがあったからです」と説明。

「旧NISA以降、米国株インデックスとしてS&P500が定番化してきています。一方で、S&P500に含まれる時価総額上位の個別企業に投資する個人投資家も増えてきていると感じています。とはいえS&P500の上位銘柄をまとめて投資するとなると、管理も大変ですし、多額のコストもかかります。半面、われわれのETFであれば、分散も効き、管理の手間も省け、2000円程度から買えるようになります」と商品の魅力を強調した。

iシェアーズ ゴールド ETF

iシェアーズ ゴールド ETFは、ロンドンで決定される現物価格であるLBMA金価格(円換算ベース)へ連動し、東証上場の金価格連動ETFの中で最安値の商品となる。

金は“有事の金”とも呼ばれ、古くから最も信用力がある資産の1つとして支持を集めてきた。インフレに強く、株や債券など他の資産と相関性が低いことから、分散投資において重要な役割を果たす。この数年で金が過去最高値を突破していることもあり、資産保全の役割にとどまらず、リターンドライバーとしても投資家からの注目が高まっている。

渡邉氏は、「元々、当社では海外市場に上場している金のETFを金融庁に届出する形で日本のお客さまに提供していました。その中で、「『円建ての口座で手軽に取引したい』という方もいらっしゃいました。新NISAで個人投資家の方の資産形成意欲が高まっている今、なるべく早期に東証上場シリーズのラインアップに加えたいと考えていました」と上場の経緯を語った。

続けて、ETFを通じて金投資するメリットは「手軽さ」であるとした上で、「現物を持つ場合、保管場所の問題が必ず出てきます。純金積立も良いのですが、現物と純金積立に共通するのは、総合課税に分類されることです。一方、ETFであれば申告分離課税で株式投資と同じ扱いになり、損益通算なども使えます。これは分散投資を考える上では非常に重要です。さらに、NISAで投資できる利便性も、現物と比べ非常に大きなアドバンテージです」と述べた。

iシェアーズ ゴールド ETFならではのアドバンテージについて、「1つは東証最安値の信託報酬率。信託報酬率は、資産形成に中長期で取り組むとすれば非常に大きなポイントです。もう1つは現物の裏付けがあること。受益権分の金の裏付けがあることにより、投資家のみなさまの安心感につながると考えています」と語った。

 

ブラックロックのETFの強みはラインアップの豊富さ

iシェアーズ・ブランドの最大の魅力は「商品ラインアップの豊富さ」にあると渡邉氏は強調。「商品ラインアップの幅と深さ、両方がなければ、多様化する投資ニーズに応えることができないと考えています。われわれには東証上場シリーズのみならず、金融庁に届出を行っている海外上場ETFも多数ありますので、この商品ラインアップの豊富さで、お客さまのニーズに応える商品を提供できている点が強みです」と語った。

また、日本では個人の資産運用において投資信託での運用が主流となっている中、渡邉氏は「個人投資家の方の中には、株価の動きを追いながら、機動的に自身のタイミングで投資したい方も一定数いらっしゃいます。投資信託に物足りなさを感じている方も少なくないでしょうから、ETFの利便性を訴えていきたい」と強調した。

同時に、今後ETFがよりメジャーな選択肢になっていくための課題は「運用会社として、情報提供などを通じ、お客さまにもっとETFを知っていただく機会を増やしていくことです」と説明。「欧米のように、アドバイザーが個人の資産形成を支援する“フィービジネス”の中でETFの活用が進むかどうかも重要です」と語った。

今回新規上場したETF2銘柄は、いずれもNISA成長投資枠の対象銘柄だ。これまで投資信託のみの運用を行っており、今後ETFでの運用にもチャレンジしてみたいという方は、ぜひ検討の選択肢に加えてみてはいかがだろうか。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
1

関連キーワード

  • #投資信託

おすすめの記事

広島銀行の売れ筋2トップの「ポラリス」と「世界経済インデックス」に変調、数十年ぶりの高金利で株高にも暗雲

finasee Pro 編集部

投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング 
銀行、証券会社以外の選択肢とは?【IFA編】

Finasee編集部

【ネット証券&対面証券72社編】投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング

Finasee編集部

個人投資家の力で日本企業を変える──
マネックス・アクティビスト・ファンド、設立5周年
松本大氏が魅力を語る

finasee Pro 編集部

まだ誰も見つけていない“スター候補”企業に投資できる―今、あらためて投資の醍醐味を提示する「クロスオーバー投資」とは

Finasee編集部

著者情報

Finasee編集部
ふぃなしーへんしゅうぶ
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第19回:デジタル化の否応なしの進展が中核市の人口流出を加速させる?
インデックス投資から始めた顧客を「思考する投資家」へ導くために ――対面営業を主体とする投信販売会社・本部投信担当者に求められる視点――
NISAの次に問われる本丸--企業型DC・iDeCo、個人向け国債、そして資産形成助言の再設計
千葉銀行の売れ筋で「ゴールド」がランクアップ、新興国比率が高いグローバル株ファンド「The GDP」がランクイン
SBI証券の売れ筋で「WCM」がランクイン、「FANG+」を押しのけて高い順位に進んだ理由は?
足利銀行の売れ筋で大幅ランクアップは「電力革命」と「宇宙関連株」、1年リターン99.70%のインパクト
ミトス対策作業部会が14日に初会合へ……アクセス権付与を待つことなく、今のうちにできることは?
広島銀行の売れ筋2トップの「ポラリス」と「世界経済インデックス」に変調、数十年ぶりの高金利で株高にも暗雲
SMBC日興証券の売れ筋で人気化する「革命」3ファンド、SpaceXやByteDanceなど未上場株に投資するファンドも浮上
前金融庁企画市場局長の油布氏が日証協常任理事に、「治療終盤」の日比野会長は続投へ
NISAの次に問われる本丸--企業型DC・iDeCo、個人向け国債、そして資産形成助言の再設計
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第19回:デジタル化の否応なしの進展が中核市の人口流出を加速させる?
SBI証券の売れ筋で「WCM」がランクイン、「FANG+」を押しのけて高い順位に進んだ理由は?
浜銀TT証券の売れ筋トップ10 は焦点なき混沌、トップが「ゴールド」で債券ファンドもランクイン
インデックス投資から始めた顧客を「思考する投資家」へ導くために ――対面営業を主体とする投信販売会社・本部投信担当者に求められる視点――
みずほ銀行の販売額上位に「インフレガード&オポチュニティ」がランクイン、インフレに負けない運用への強い期待
「支店長! 研修は受けたのですが、投信をセールスできる気がしません。慣れるしかないのでしょうか?」
三井住友銀行で新ファンド「フューチャーガイド」がトップ、「世界のベスト」も根強い人気
広島銀行の売れ筋2トップの「ポラリス」と「世界経済インデックス」に変調、数十年ぶりの高金利で株高にも暗雲
前金融庁企画市場局長の油布氏が日証協常任理事に、「治療終盤」の日比野会長は続投へ
さりげないにも程がある!見落としがちな最近の金融庁重要資料3選
“インプリンティング効果”とこどもNISA--ヒナは最初に見たものを親と思い、ヒトは最初の販社と一生付き合う?

「支店長! 研修は受けたのですが、投信をセールスできる気がしません。慣れるしかないのでしょうか?」
NISAの次に問われる本丸--企業型DC・iDeCo、個人向け国債、そして資産形成助言の再設計
資金流入額ランキング上位に4月の新設ファンドが2本、「ノムラ・エマージング」と「MS フィジカルAI」 =資金流入額上位20ファンド
「支店長は投信販売の経験がありませんよね? 契約を取れと簡単に言わないでください!」
三井住友銀行で新ファンド「フューチャーガイド」がトップ、「世界のベスト」も根強い人気
こどもNISAと「NISA貧乏」――「投資枠」ではなく「初動率」をいかに上げるか
【金融風土記】地元愛「日本一」、愛知の金融動向を深掘りする
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第19回:デジタル化の否応なしの進展が中核市の人口流出を加速させる?
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら