NISAをむしろ「家計のお金の流れ」に組み入れてみよう

儲かるかどうかではなく、そもそもNISAに回す余裕がないからNISAをスタートできないケースもあります。あなたがもし「余裕があったらNISA始めたいと思いますが、今はちょっと……」と先送りをしてしまうようなら、家計のお金の流れを見直すところから、NISA活用を考えてみるといいでしょう。

NISA活用のカギは、実は「投資で増やすか」より「NISAにいくら入金できるか」のほうにあります。そしてNISAに入金をする、ということは毎日の家計のやりくりを見直し、「今までより少ないコストで暮らし、投資に回すお金を確保する」ということです。

つまり「節約もまた、NISA活用術」ということなのです。NISAといえば「オルカンで全世界株に投資をするか、日経平均株価のほうがいいか選ぶことがカギ」とか「低コストの投資信託を有効活用したり、成長性の高い企業の個別株を選ぶことがカギ」というイメージがありますが、節約もまたNISA活用のポイントだと考えてみてください。

つみたて投資枠を使った場合、NISAは毎月一定額を積み立てていくことになります。まずは家計をしっかり見直し、「月5000~10000円」くらいの節約を実現してみましょう。固定費で自動引落される出費を5000円くらい減らし(例えばサブスクを止めるとか)、日常生活費で毎日150円くらい節約ができれば、約10000円になります。これをNISAに入金していくのです。

NISAはお金持ちがやることではなく、誰もが等しく活用できる制度です。上手に生かして、あなたのファイナンシャル・ウェルビーイング向上の一助としてください。