「NISA口座を開設していない」ことを後悔する人たち
「NISA? 知ってますよ! いつか始めようと思ってます!」という人によく出会います。NISAに関する知名度は高まっており、知っている国民は増えていますが、単純に日本人口の4人に3人は未開設ですから、始めていない人のほうがまだ多数派です。
こういう人の多くは、「いつか始める」といいつつも、いつになっても口座開設しなかったりするものです。しかし、もう少し分析するとタイプは2種類あるようです。
1つめのタイプはあまり気にしていない人で「まあ、いつかやりますよ。あはは」と笑っています。口座開設しないことを反省しているわけでもなく、投資で増やすチャンスを逃したことを後悔しているわけでもありません。
このタイプの人は、ウェルビーイングが高い傾向もあるように思います。仕事がうまくいっている、プライベートも充実している、といった要素があって、NISAをやっていないことで人生にマイナスが生じるとは考えていないわけです。
2つめのタイプは、「今からでもNISAをやらなくちゃ」と考えているタイプです。自分が未開設であることを「損をした」(正確には儲けるチャンスを逸した、ですが)と考えています。後悔の念があるわけです。
しかし、「最近は株価が上がっているといわれるし、今から始めたところでもう遅いのでは……?」などと考えてしまい、身動きが取れなくなっています。
行動心理学的にも「行動していない後悔」というのは私たちに重くのしかかるとされており、ウェルビーイング的にもマイナスに作用することになります。
