実践的な使い方(より本質的)

この対決から学べるのは、
•    同じ投資信託でも資産の性質(実物資産vs株式)で値動きは大きく異なる 
•    どちらも米ドル資産であっても、リスクの源泉(金利・インフレ vs 企業成長)は全く別物 
•    投資期間によって、有利になる局面は入れ替わる 
という点です。

この2つは、「どちらか一方に全力を賭ける」性質のものではありません。あなたのポートフォリオにおける役割が違います。

分散の考え方を整理しましょう。
•    株式(SOX)だけ → 景気悪化で大きく下落、5年に1度程度急落するシリコンサイクルにも注意
•    金だけ → 金自体は何も生産しないため世界が平和で経済が好調な時には株式に劣後することも。
•    株式と金の組み合わせ → 金が「株価下落時のクッション」

過去のパフォーマンスから導き出される2つのファンドの相関関係は、-0.2~+0.1程度の相関係数になります。つまり、「ほぼ無関係」です。時には逆方向に動いています。このような相関関係からいえることは、「一緒に持つことに意味のある組み合わせ」といえるでしょう。

それぞれの違いを把握する

 

※上記は徳永氏によるまとめ

■「ピクテ・ゴールド」
 → 金現物(ドル建て)に連動する「守りの資産」 

■「ニッセイSOX指数インデックスファンド」
 → 半導体成長を取り込む「攻めの資産」 

両者は「別物」だからこそ組み合わせる価値があります。
どちらが良いのかではなく、「どう組み合わせるか」を考えることが正解です。たとえば、「ゴールドを10%、SOXを20%、オルカンを70%」というような組み合わせもあるでしょう。あなただけの最強のポートフォリオを考えてみましょう。