<前編のあらすじ>
両親と暮らす31歳の会社員、一ノ瀬詩織さん(仮名)は、母の誕生日に銀座の高級寿司を奮発します。その時、母の口から漏れたのは前週に兄一家に連れて行かれた「回転寿司」への複雑な本音でした。
兄は営業部の管理職でかつ共働きという経済的余裕がある境遇でしたが、実は「牛丼屋の朝定食」で昼食を済ませるほどの極限生活を送っていたのです。不可解な節約の理由は、兄一家が月1で強行する“あるイベント”のためでした。
●前編:高年収の兄が「330円の朝定食」で昼食代を切り詰める切実な理由…妹が絶句した義姉の“月1”のこだわり
高収入の兄がなぜ? 節約生活の謎
4歳年上の兄は設備会社の営業部で管理職をしています。義姉は姪を出産後もメーカーで正社員として働いていて、最近話題の“パワーカップル”とはいかないまでも経済的には余裕があるんだろうなとうらやましく思っていました。
ところが、今年のお正月に兄が一人で帰省した際、ランチは毎日、某牛丼チェーンの朝食セット330円だと聞いてびっくりしました。4月の母の誕生日祝いも、私が銀座の老舗寿司店のランチコースを奮発したのに対し、兄一家は回転寿司だったようです。
兄も義姉もコロナ明けに購入した自宅マンションの住宅ローンの返済や姪の教育費を抱えてそれなりに大変なのかもしれませんが、一体何にお金を使っているのか、素朴な疑問でした。
