将来のための貯蓄は素晴らしい習慣ですが、時にはお金を有意義に使って今の暮らしに彩りに加えることも大切です。今回Finaseeでは、読者の皆様の「2025年ベストバイ」(昨年買って良かったもの)を大募集。暮らしの質を底上げした一品や心を満たした特別な体験など、「幸福度が上がったお金の使い道」を紹介します。

社会人2年目の中谷麻衣さん(仮名、24歳)は、「外見の魅力は内面の積み重ねから生まれる」という気付きから、お金の使い方をモノからコトへと大きく転換しました。

前編ではそんな彼女の「2025年ベストバイ」のうち、第3位と第2位のエピソードを紹介。後編では、いよいよ第1位を発表します。麻衣さんの未来を明るく照らしたお金の使い道とは?

●前編:お金をあればあるだけ使ってしまう…危機感を抱いた24歳女性、思い切って始めた投資で感じた「想像以上の変化」

第1位 知識と自信をくれた「資格学校」

去年1年で最も満足度の高かったお金の使い道は、建築士の資格学校の学費です。

私は建築業界で働いているため、より専門的な知識を身につけたいと思い、資格学校に通い始めました。授業料は決して安くなく、仕事をしながら勉強する毎日は決して楽なものではありませんでした。

社会人になり同級生が自由に遊んでいる姿を見て、羨ましさを感じることもありました。でも同時に、「未来の自分のために努力している」という誇らしさも確かに感じていました。

正直なところ、試験に合格したときには「やっと自由な時間ができる」と解放感でいっぱいになるだろうと考えていました。ところが、実際に合格通知を受け取った瞬間、心に浮かんだのは全く違う欲求でした。

「もっと専門知識を増やしたい」

自分でも驚きました。あれほど大変だった日々を経て次に浮かんだのが「もっと学びたい」という気持ちだったからです。