企業規模を問わず6割超が制度を採用
調査では、加入者自身が掛金を積み増しできる制度としてマッチング拠出または選択制DCの採用状況を調べている。結果、マッチング拠出や選択制DCを「採用している」と回答した事業主は63.3%。一方、「採用していない」は36.5%となっている。
マッチング拠出・選択制DCの採用状況
企業規模による採用状況に違いはあるのだろうか。従業員数別に見ると最も採用率が高いのは5,000~9,999人規模の企業で72.7%。次いで10,000人以上の大企業で71.2%となっている。
一方で、中小規模の企業の採用率も決して低くない。50人未満の企業では61.9%、50~99人では64.1%、100~299人では61.2%、300~999人では63.9%、1,000~4,999人では63.0%となっており、全ての規模で6割以上の事業主が採用していることが分かる。
調査結果からは企業規模に関係なく、従業員の自主的な老後資産形成を支援する仕組みが普及していることがうかがえる。加入者が将来に向け自助努力で準備できる体制が幅広く整いつつあるようだ。
●掛金額の平均はどのくらいなのか。後編「最新調査で判明! 企業型DCのマッチング拠出と選択制DC、加入者の掛金はこれだけ違う」で詳報している。
調査概要 調査名:「企業型確定拠出年金(DC)担当者の意識調査 2025年版(第21回)」 調査対象:確定拠出年金企業型年金承認規約代表企業7,382社(2025年2月末現在)のうちアンケート発送が可能な企業7,098社 調査期間:2025年6月末~8月上旬 調査票回収数:2,029票(うち有効調査票回収数:1,687票) 調査主体:特定非営利活動法人確定拠出年金教育協会

