次世代モデル「Co-Lending」
Co-Lendingとは、銀行が企業融資案件を組成し、その資金の一部をファンドなどの投資家が提供する仕組みである。従来の銀行融資では、「銀行→企業」というシンプルな構造だった。
しかしCo-Lendingでは、「銀行×ファンド→企業」という形で、複数のプレイヤーが協力して融資を行う。
共同融資
出所:著者作成
なぜ銀行とファンドは協力するのか
このモデルが広がっている理由は、銀行とファンドの強みが異なるためだ。銀行は、企業ネットワーク、審査機能、与信管理といったインフラを持っている。一方、ファンドは長期の投資家資金を背景に柔軟なリスクテイクが可能といった特徴を持つ。
Co-Lendingでは、銀行が案件を組成し、ファンドが資金を提供することで、より効率的に企業にファイナンスを提供できる。銀行にとっては、自己資本規制の下でも融資機会を拡大できるメリットがある。一方で投資家にとっては、銀行ネットワークを通じた企業融資案件にアクセスすることができる。

