エネルギー政策の行方:電力不足と原子力の再評価

エネルギー政策についても触れておかねばなりません。

柏崎刈羽原発の再稼働が話題となりましたが、世界的な電力不足を背景に、原子力の推進はもはや必須の条件となりつつあります。

この分野で注目されるのは、やはり日立製作所や三菱重工業です。

三菱重工業は、高市政権の政策である防衛、エネルギー(ガスタービン発電)、宇宙、さらには巨大な構造物を作るという意味での国土強靭化まで、あらゆるテーマの「ど真ん中」に位置しています。

ただし、三菱重工業の株価には注意が必要です。

PERはついに67倍まで登り詰めており、足元で素晴らしい業績を叩き出してはいるものの、既に将来の好材料を相当程度織り込んでいる可能性があります。

実際に昨年来の高値を更新してはいますが、政権公約が出たからといってここからさらに急騰するような反応は見せていません。

出典:Google

まとめ:テーマ株投資で失敗しないための「ポリシー」

最後に、投資家として私が大切にしているポリシーをお話しします。

単に「テーマ」として話題になっただけで買ったものは、一瞬の流行りで終わってしまいます。重要なのは、そのテーマが企業の業績に反映される「火がつくきっかけ」になるかどうかです。

例えば防衛セクターは、GDP比1%から2%へと予算が倍増し、さらに業者の利益率がこれまでの5%から15%まで引き上げられるという、極めてリアリティのある、意味のあるテーマでした。

今回の国土強靭化も、人手不足による利益率の向上という、業界の中で予算が増えるという点で、経済的に大きな意味を持っています。

突発的なテーマに惑わされず、その裏側にある業績への実効性を見極めることが、投資家としての成功への道です。

そして何より、各政党や候補者の政策をしっかりと見極め、より良い国を目指して選挙に行くことが、長期的な投資環境を守ることにも繋がります。

共に学び、賢い投資を続けていきましょう。