アセットマネジメントOneは1月20日、日本国債を投資対象とするETF5銘柄を東京証券取引所に上場した。いずれも東証に上場する日本国債ETFとして初めて、市場インデックスを上回るリターンの獲得を目指す「アクティブ型」の運用を採用している。今回上場したのは以下の5銘柄。

・One ETF 日本国債 高クーポン(平均残存10年未満)(銘柄コード:492A)
・One ETF 日本国債 1-3年(同:493A)
・One ETF 日本国債 3-7年(同:494A)
・One ETF 日本国債 7-10年(同:495A)
・One ETF 日本国債 17-20年(同:496A)

取締役社長の杉原規之氏は編集部の取材に対し、「日本国債を直接保有するよりも高いクーポンを狙えるアクティブ型を採用しつつも、シンプルなルールベースの運用戦略を採ることで、多くの投資家の皆さまが取り入れやすい設計としています」と説明。まずは足元で引き合いが多いと言う金融機関を中心に採用が広がると見ているが、「将来的には企業年金をはじめとした機関投資家や海外投資家などにも幅広く打ち出せれば。新NISAの成長投資枠の対象にもなっていますので、個人投資家の分散投資先のひとつとしても活用していただけるプロダクトにしていきたい」と展望した。

同日には東証で上場セレモニーが催され、杉原氏をはじめ関係者が参加。上場通知書を受け取り、記念の打鐘を行った。

日本国債を巡る運用環境は大きな転換期を迎えている。2013年にスタートした異次元金融緩和を背景に極めて低い金利環境が定着していたが、2024年3月のマイナス金利政策終了を契機にじわじわと上昇。1月20日午前の国内債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時2.330%に達し、およそ27年ぶりの高水準となった。