資産形成は「家計全体」で考える

iDeCo(個人型確定拠出年金、イデコ)の大幅な制度改正が2027年1月に予定されていることから、今年のうちに世帯全体で「資産運用に回す額」の見直しを実施しておいた方が良いと思います。

前述した通り、SNS界隈(とネット証券)はNISA枠を毎年満額使うことを奨励していますが、満額使えば5年で枠は埋まってしまい、どこかのタイミングで売却の判断も迫られます。他方、360万円のうち幾分かをiDeCoに回せば、毎年着実に所得控除の恩恵も受けられます。

つみたて投資枠、成長投資枠ともにある程度「余力を残した状態」で投資額(積立額)を設定することをおすすめします。

また、別の視点では、2025年が既にそうであったように、米国を発端とした国際情勢の不安定さが増す中、相場の潮目が少し変わりつつあることから、米国株にプラスする形で分散投資を意識した方が良いでしょう。