北国に多い? NISA開設率が低い県に共通する特徴とは 

続いて21位から47位を見ていこう。

【70代】NISA口座開設率ランキング(47都道府県)21位~47位
21位 長崎県 17.7%
22位 茨城県 17.4%
23位 広島県 17.2%
24位 新潟県 17.1%
25位 岐阜県 16.9%
26位 石川県 16,5%
27位 静岡県 16.4%
28位 山梨県 16.1%
29位 愛媛県 16.0%
29位 群馬県 16.0%
31位 長野県 15.8%
32位 熊本県 15.6%
32位 山口県 15.6%
34位 島根県 14.6%
35位 佐賀県 14.4%
36位 福島県 13.7%
37位 宮城県 13.5%
38位 高知県 13.3%
39位 山形県 13.1%
40位 秋田県 12.9%
41位 大分県 12.6%
42位 宮崎県 12.5%
43位 鹿児島県 11.5%
44位 沖縄県 11.0%
45位 岩手県 10.8%
46位 北海道 9.8%
47位 青森県 9.3%

※一部の金融機関では基準日時点での都道府県別の口座数を集計できなかった等の要因により、金融庁「NISA口座の利用状況(NISA口座数)」(2025年6月末)と一致しない。
出所:金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査(都道府県別のNISA口座開設状況/2025年6月末時点)」、人口推計(総務省発表、2024年10月時点)よりFinasee編集部作成

70代のNISA口座開設率ランキング。続いては21位から47位。まず47位は青森県(9.3%)だ。1位の奈良県(25.5%)とは実に16.2ポイントもの差がついている。なぜ青森県のNISA口座開設率は低いのだろうか。

可能性の1つとして考えられるのが貯蓄の少なさ。総務省が公表している2024年の家計調査(貯蓄・負債編、二人以上世帯)によれば、青森市の平均貯蓄額は999万円で、全国の県庁所在地および政令指定都市(52都市)では最も少ない。貯蓄が少なければ、資産運用に回せるお金も少なく、結果として資産運用やNISAへの関心も低いといった可能性もありそうだ。

46位は北海道(9.8%)、45位は岩手県(10.8%)と北国が続くが、44位には南国の沖縄県が登場(11.0%)。こちらも先述の家計調査によれば、那覇市の平均貯蓄額は1200万円と全国51番目だった。その後は鹿児島県(11.5%、43位)、宮崎県(12.5%、42位)、大分県(12.6%、41位)など九州の県が続く。このように下位には東北地方や北海道、九州地方や沖縄県など、首都圏・関西圏から地理的に離れた地域が多く見られた。