月間新規設定ファンドは41本
11月の公募株式投信への月間純資金流入額は5,760億円に達し、ETFを除いた株式投信でも1兆3,638億円の資金流入となった。ETF(上場投資信託)の純資産総額は108兆8,207億円(362本)となり、前月の過去最高記録(109兆8,865億円)を1兆円ほど下回った。
投資対象地域別の純資産総額は国内132兆8,951億円(株式投信に占める比率47.3%)、海外78兆1,176億円(同27.8%)、内外が69兆6,937億円(同24.8%)となっている。
投資対象地域・資産別では、国内株式が122兆6,306億円(株式投信に占める比率43.7%)、海外債券が9兆9,629億円(同3.5%)となった。
インデックス型ファンドの純資産総額は176兆6,311億円で、株式投信に占める比率は62.9%に達している。
ファンド本数は5,760本となり、前月から5本増加した。内訳は株式投信5,674本(同5本増)、公社債投信86本。新規設定は「ティー・ロウ・プライス キャピタル・アプリシエーション・ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」(ティー・ロウ・プライス・ジャパン)、「世界株式・クオンツ・ロングショートファンド(為替ヘッジなし/年1回決算型)」(三井住友DSアセットマネジメント)、「円建グローバル公社債ファンド(限定追加型)2025-11」(りそなアセットマネジメント)、「ブランデス欧州株ファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)など41本。償還は36本。
なお、公募投信全体では2004年から2024年まで過去最長となる21年連続の純資金流入を記録しており、2024年の年間純資金流入額は16兆7,856億円だった。
