――昨今、米国ではアクティブETFへの関心が高まっています。
越前谷 今回、国内籍ETFを東証に上場したのは、第一歩に過ぎません。これから中核資産を中心にして商品を展開していきますし、サテライト・エクスポージャーについても商品展開していくことを検討しています。
また、今回上場したのはインデックス型のETFですが、インデックス、アクティブの別にこだわっているわけではなく、中核資産でアクティブETFを提供することが理に適っているのであれば、それをご提供する可能性は十分にあります。
新原 グローバルにおいては、当社もアクティブETFを上場していますし、日本においてはパッシブとアクティブのどちらを優先させていくかということよりも、まずは投資家により幅広い選択を提供できるよう、ラインアップの拡充していくことが、ミッションだと考えています。
――2026年は新NISAの3年目ですが、投資家へのメッセージをお願いします。
越前谷 新NISAによって資産形成をスタートされた方もたくさんいらっしゃると思います。これから先、今以上にマーケット環境が混迷し、不透明な状況に直面することも起こるでしょう。そのような時でも、われわれは航路を照らす灯りのような存在でありたいと考えています。
