パフォーマンスはバイオ・ヘルスケア

個別ファンドの月間騰落率(ブル・ベア型、通貨選択型を除く)では、「外国株式型」の「USバイオ・ベンチャー(限定追加型)」(ベイビュー・アセット・マネジメント)が17.19%で前月に続いてトップ。同じくヘルスケアに投資する「東京海上・がんとたたかう投信(ヘッジなし・年1回)」(東京海上アセットマネジメント)が16.75%で第2位になった。第3位は「ブラックロック・ゴールド・ファンド」(ブラックロック・ジャパン)の15.70%、第4位は「ブラックロック・ゴールド・メタルB」(ブラックロック)の15.55%、第5位が「ワールド・ゲノムテクノロジー・オープンB」(野村アセットマネジメント)の15.13%など、外国株式型が成績上位を占めた。前月はトップ10に3ファンドが入っていた「国内株式型」は、カテゴリーでトップの成績の「中小型成長株オープン」(SBI岡三アセットマネジメント)が11.22%で第14位に入ったがトップ10には届かなかった。

分配金利回りトップは「グローバル・ロボティクス株式」

分配金利回りのランキングは前月第2位だった「グローバル・ロボティクス株式ファンド(予想分配金提示型)」(アモーヴァ・アセットマネジメント)が32.57%(前月は32.00%)でトップに立った。7月以来5カ月連続でトップを守ってきた「WCM世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(朝日ライフ アセットマネジメント)は利回りが30.85%(同33.84%)で第2位に後退した。第3位は前月と同様に「グローバル・ロボティクス株式ファンド(ヘッジあり、予想分配金提示型)」(アモーヴァ・アセットマネジメント)の29.14%(同28.00%)、第4位には前月はトップ30圏外だった「JPMアジア・オセアニア高配当株式ファンド」(JPモルガン・アセット・マネジメント)が29.12%で上がった。前月第4位だった「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドD」は25.16%(同25.47%)で第7位に後退した。

執筆/ライター・記者 徳永 浩