加入者の声に耳を傾け、Webサイトをリニューアル

また、制度運営では加入者からの声に耳を傾けることが欠かせません。大規模な取り組みとしては2018年と2023年に加入者アンケート調査を実施し、結果を踏まえて改善につなげました。

例を挙げると、相談に対するニーズが高かったことからファイナンシャル・プランナーの個別相談を継続教育プログラムに導入。また、イントラネットの情報掲載ページが分かりにくいという声を受け、リニューアルのタイミングに合わせて改良しました。

DC資産の確認方法や商品情報、掛金や給付、マッチング拠出についてなど、加入者が知りたい項目別のアイコンで視認性を高め、目立つところにQ&A一覧、帳票一覧などを分かりやすく配置しました。DCだけでなく退職一時金やDBも含めた退職給付制度全体の情報を整理して掲載しています。

加入者の意見の収集は運用商品についても行っています。過去には日経225インデックス投信やインド株投信などの希望が寄せられることもありました。

運用商品本数の上限等の制約もありますが、こうした加入者の声を踏まえて商品選定の基本方針に沿って検討を行っています。