40代に聞いた「お金を貯める理由」1位は?
金融資産を持つ理由など、40代の金融資産に関する現状を「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会)※からランキングで見ていきましょう。
※家計の金融行動に関する世論調査2023年(二人以上世帯、単身世帯、総世帯の各調査)
40代単身者が金融資産を持つ理由は、「老後の生活資金」が1位で約6割でした(複数回答)。この理由は20代以外の全世代で1位でした。40代単身者の2位は「病気や不時の災害への備え」で約45%。1位と2位の理由から、お金は守りへの備えという意識が伺えます。
40代金融資産の保有目的(単身世帯)拡大表示
1位 老後の生活資金 60.6%
2位 病気や不時の災害への備え 45.1%
3位 とくに目的はないが、金融資産を保有していれば安心 25.4%
4位 旅行、レジャーの資金 17.1%
「40代家族あり」は「こどもの教育資金」から「老後資金」へシフト
二人以上世帯の1位も「老後資金」が約6割。一方、2位は「こどもの教育資金」が約47%。20代、30代までは子どもの教育資金が1位でしたが、40代になるとある程度、めどが付くのかもしれません。
また「旅行、レジャーの資金」が「とくに目的はないが保有していれば安心」を上回るのも40代二人上世帯の特徴。ある程度、趣味や楽しみのための資金に目を向ける余裕が出てきたとも見られます。
40代金融資産の保有目的(二人以上世帯)拡大表示
1位 老後の生活資金 57.9%
2位 こどもの教育資金 46.5%
3位 病気や不時の災害への備え 40.0%
4位 旅行、レジャーの資金 15.8%