40代は金融資産をいくら持っている? ランキング

40代の金融資産について、それぞれ単身世帯と二人以上世帯を見てみましょう。

40代の金融資産保有額ランキング(単身世帯)

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数193)

1位    100万円未満    18.7%
2位    700万~1000万円未満    13.0%
3位    1000万~1500万円未満    10.4%
4位    100万~200万円未満    8.8%
5位    500万~700万円未満    7.8%

40代単身者の1位は「100万円未満」が最も多く約2割。続いて2位「700万~1000万円未満」、3位「1000万~1500万円未満」。30代単身者では、2位が「200万~300万円未満」と「1000万~1500万円未満」が同率でしたので、40代では増加傾向にあることが分かります。

収入から貯蓄や投資に回せる額が増えたと見られます。なお40代の年収ランキングについて詳しくは下記の記事で解説しています。

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なお40代単身者の金融資産保有額の平均は964万円でした。中央値(※)は500万円。30代単身者と比較して約200万円多くなっています。

※数値データを並べた時に中央に来る値のこと

「40代家族あり」、「1000万円以上」持っているのは?

40代が世帯主の二人以上世帯のランキングは以下のとおりです。

40代の金融資産保有額ランキング (二人以上世帯)

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数770)

1位    100万円未満    13.1%
2位    100万~200万円未満    12.2%
3位    500万~700万円未満    10.1%
3位    1000万~1500万円未満    10.1%
5位    3000万円以上    8.8%

40代が世帯主の二人以上世帯の1位は「100万円未満」が最も多く13.1%。2位は「100万~200万円未満」12.2%。3位は「500万~700万円未満」と「1000万~1500万円未満」が同率(10.1%)で並びました。

全体的に保有金額はばらけている印象です。なお「500万~700万円未満」と答えた人の割合が全世代の二人以上世帯のうち最も多かったのが40代でした。

1000万円以上を合計すると31%。3割の世帯が1000万円以上の金融資産を持っているという結果でした。

保有額の平均は1236万円となっており、30代が世帯主の二人以上世帯と比較して約400万円多くなっています。中央値は500万円で、こちらは40代単身者と同額でした。40代の金融資産(中央値)は単身世帯、二人以上世帯とも、30代の1.5倍近くとなっています。

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