半数の企業が、シニアの“キャリア研修”に力を入れている!

シニア人材が増える中、シニア社員向けのキャリア研修を行う企業も増加。同調査によれば、なんと約5割(52%)が実施しています。

出所:一般社団法人プロティアン・キャリア協会「シニア社員のキャリア施策に関するアンケート調査」

シニア社員は、働く環境や立場、役割が変化することも。すると、働く意欲が下がってしまう可能性もゼロではありません。

活躍し続けるためには、強みやスキルを再確認し、キャリアを再設計することが大切でしょう。そうした場として、キャリア研修の活用がさらに増えそうです。

企業が注目しているのは、研修だけではありません。約6割(58%)の企業がキャリアコンサルタントを活用。キャリア研修を行っている企業に絞れば、約7割(72%)に上ります。

業種別に見ると、特に多いのが、「金融業」(67%)と「製造業」(63%)です。

出所:一般社団法人プロティアン・キャリア協会「シニア社員のキャリア施策に関するアンケート調査」

変化が激しい世の中。特に金融業や製造業では、急速な技術革新に対応するため、常にスキルアップやキャリア転換が求められています。こうしたことを背景に、キャリアコンサルタントの活用が増えていると推測されます。