S&P500等のインデックスファンド積立派は大統領選の展開に一喜一憂する必要ナシ

そして、ハリス候補とトランプ候補のどちらが優勢かによって、マーケットは波乱含みの展開もありそうですが、長期的に見れば、この手の話は一時的なマーケットのかく乱要因です。

このところの米ドル安・円高で、オール・カントリーやS&P500のファンドに投資している人は、為替差損によって若干の値下がりを余儀なくされていると思いますが、S&P500のチャートを過去50年くらいで見れば、1987年のブラックマンデーも、2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックなど、いずれもほんのわずかなへこみに過ぎません。

長期的な米国経済の成長ポテンシャルからすれば、円高が進んだとしても、それを補って余りある株式の値上がり益を享受できる可能性もあります。

目先の相場の動きに一喜一憂せず、値下がりしたところは少し多めに買っておくくらいのスタンスで臨むのが良いでしょう。