専門知識を駆使して先進国市場と新興国市場をつなぐ

パーパスは、グローバル拠点の現地の専門性をもとに機会の世界を切り開くこと。専門知識を駆使して先進国市場と新興国市場をつなぎ、投資家と投資アドバイザーに持続可能な投資機会の提供を通じて、顧客の目標達成をサポートし、信頼される資産運用会社になることがビジョンです。

前進と成長を育む人材、アイデア、資本を結集し、顧客、従業員、投資家、地域社会全員が共有する地球のために、よりよい世界の創造に貢献することを目指しているのです。

最善の投資機会を把握できる体制を構築

現在、660人を超える運用の専門家が20超の国・地域で活躍しています。各運用担当者はそれぞれの地域において詳細な調査活動を行い、グローバルで情報を共有。

「本来の意味で“グローバル”な組織であり、最善の投資機会が世界のどこに存在していたとしても、それらを把握できる体制を構築しています。また、各地域に拠点を持つ当社の世界的なネットワークにより、各市場や企業に関する深い洞察力を得ることができます」(HSBCアセットマネジメント営業企画本部)。

重点を置いているのはインド、中国等の新興国と先進国をコネクトすること。アジアおよび新興国市場での高いプレゼンスを活かし、新興国市場での情報へのアクセス、リスクの評価や投資機会の特定が容易になり、世界中の顧客によりタイムリーで適切な投資機会の提供を可能としています。

新興国ファンドに加えてマルチアセットにも注力

HSBCアセットマネジメント株式会社はHSBCアセットマネジメントの日本拠点として1985年に設立されました。1998年に証券投資信託委託業の認可を得て以来、HSBCアセットマネジメントのさまざまな運用商品、運用戦略を日本の個人投資家および機関投資家に提供しています。

従来、インド、ブラジル等の新興国に投資するファンドの提供に運用能力と競争力を発揮してきた同社ですが、加えて近年はマルチアセット商品にも注力しています。また、近年の低金利環境下で「持ち切り型」と呼ばれる、より低いリスクで一定のリターンの獲得を目指す債券ファンドも人気を博しているそうです。

内外の金利環境や経済動向次第で顧客の要望や商品性が変化すると考えている同社。今後も引き続き前述の運用戦略を主軸に、投資環境や顧客ニーズの変化に合わせた商品を提案できるよう開発に注力していくとしています。