※「DCウェーブ」2023の掲載記事を転載しています。
掛⾦額、事業主拠出は変わらず、加⼊者拠出は1万円超えが3割に迫る
事業主が拠出している1人あたり掛⾦⽉額(グラフ上段)は1万円弱が44.3%でした。0円=会社が掛⾦を負担していない企業型DCが13.5%もあることは由々しき事態です。
⼀⽅、加⼊者本⼈が負担している掛⾦(グラフ下段)はマッチングだけでなく選択制DCとして給与や賞与から切り出す形で拠出されている掛⾦額を含めた額です。0円は本⼈拠出ができる仕組みにしていない規約を意味し、28.4%でした。加⼊者掛⾦⽉額の⽔準は事業主掛⾦と同じ3000円〜9999円が多いものの、1⼈あたりの平均が1万円を超える規約が3割近くありました。
事業主の掛⾦⽔準とそん⾊ないことから、多くの加⼊者が本⼈拠出に魅⼒を感じ⽼後資産形成の⼀つとして積極的に利⽤するようになっていると考えます。