SBIアセットマネジメントが設定・運用するインデックスファンドの純資産残高が2兆円を突破
SBIアセットマネジメン トが設定・運用するインデックスファンドの純資産総額が2兆円を突破した。米国バンガード社とブラックロック・グループと提携し、低コストの「SBI・Vシリーズ」、「SBI・iシェアーズシリーズ」、「雪だるまシリーズ」などを提供。とくに「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は、設定から30カ月で5000億円、2024年1月19日には1.3兆円を突破している。SBI証券の1月ランキングでも3位に入っており、高水準の資金流入が続いていることがわかる。
そして、1月30日には「SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」および「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」を設定した。
「SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」は、米国の大手運用会社であるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの関連会社が提供する「SPDRポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(SPYD)」に投資し、S&P500高配当指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す。信託報酬は0.0638%(年率・税込) で、低コストでの運用が可能である。また、年4回決算を行う。
そして、「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」は、低コストのインデックスファンド・シリーズ「SBI・Vシリーズ」における新ファンドである。すでに設定・運用している年1回決算型の「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド」と同じように、FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す。
このファンドは、ETF(上場投資信託)に投資することで米国の高配当株式を実質的な投資対象とする。また、毎年2月、5月、8月、11月 の決算時に分配金を支払うことを目指す年4回決算型となる。信託報酬は0.1238%(年率・税込)となっている。
当初募集額 は「SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」が約12億円、「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」が約26億円となった。
いずれも新NISAの成長投資枠で投資できるので、2月以降も資金流入が続く可能性は高いだろう。