国内株式型の資金流入額1位は「日本好配当リバランスオープン」(254.09億円)
SBI岡三アセットマネジメントが運用する「日本好配当リバランスオープン」は、魅力的な投資信託の一つとして注目されている。同ファンドは、日経500種平均株価採用銘柄の中から高い配当利回り銘柄を選び出し、その上位70銘柄程度を投資対象としている。
運用方針は、各銘柄への資産配分を平等に行い、毎月のリバランスを原則としている。1月9日時点の予想配当利回りは4.08%と高く、1年騰落率も36.89%と高いリターンとなっている。2024年1月も日経平均株価がバブル崩壊後の高値を更新するなどマーケット環境もいいので、引き続き同ファンドに高水準の資金流入が続く可能性は高いだろう。
■日本好配当リバランスオープン
基準価額 1万2108円
信託報酬 0.913%(年率・税込)
純資産残高 1488.4億円
<騰落率>
1カ月 2.73%
3カ月 3.72%
6カ月 12.76%
1年 36.89%
※2024年1月9日時点
国内株式型の純資産高1位は「ひふみプラス」(5214.21億円)
ひふみプラスはレオス・キャピタルワークスが運用する投資信託で、「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本の成長企業に投資をする投資信託(ひふみ投信シリーズ)である。2012年の運用開始以来、成長企業の目利き力と柔軟な運用姿勢、また顔が見える運用が評価されてきた。
12月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。
1.村田製作所 2.11%
2.M&A総研ホールディングス 2.01%
3.三菱重工業 2.01%
4.MICROSOFT CORPORATION 1.95%
5.日本電信電話 1.84%
12月の組入上位銘柄では、4位に米国のMICROSOFT CORPORATION(マイクロソフト)がランクインしている。同ファンドは国内株式がメインではあるが、海外株式にも6.7%投資している。組入比率19位にはNVIDIA CORPORATION(エヌビディア)もランクインしており、今後も海外株式の組入比率が上昇するかどうかに注目している。
■ひふみプラス
基準価額 5万3417円
信託報酬 1.078%(年率・税込)
純資産残高 5214.20億円
<騰落率>
1カ月 -0.18%
3カ月 1.98%
6カ月 3.62%
1年 20.75%
※12月末時点
国内株式型のリターン1位は「日本次世代経営者ファンド」(5.88%)
日本次世代経営者ファンドは、野村アセットマネジメントが運用する投資信託で、次世代の日本経済を担うと考えられる「次世代経営者」が率いる企業の成長性に注目したアクティブファンドである。
「次世代経営者」とは、原則として若い経営者のうち、「長期目線の経営」「構造改革等による企業体質の改善」「新しいビジネス機会への挑戦」等を通じて、次世代の日本を担うと考えられる経営者を指す。
同ファンドの12月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。
1.QPS研究所 8.9%
2.ローツェ 7.6%
3.Arent 6.4%
4.ジーテップ・アドバンス 6.0%
5.小池酵素工業 5.1%
■日本次世代経営者ファンド
基準価額 1万1696円
信託報酬 1.089%(年率・税込)
純資産残高 6.6億円
<騰落率>
1カ月 5.9%
3カ月 6.6%
6カ月 4.9%
1年 21.9%
※12月末時点