日本株を対象にしたファンドの人気が高まる

昨年までは米国を中心とした外国株式ファンドの人気が高かったものの、2023年は国内株ファンドの人気も高まっている。ただ、2023年8月の日本株式市場は、日米の長期金利上昇懸念から低迷した。日経平均株価は8月中旬には3万2000円を割り、その後は円安進行による企業業績改善期待などから持ち直したが、月末には前月末比552円安の3万2619円で取引を終えた。

それでも、国内株ファンドへの資金流入は続いている。みずほ証券でランキング1位の「みずほ日本オールキャップ株式ファンド」は、8月に新規設定されたファンドで、約160億円の設定額となった。「オールキャップ」とは、国内の金融商品取引所に上場しているすべての株式をいう。ポートフォリオにおいては、これからも日本を根幹で支えると判断される企業や、今後の成長が期待できる銘柄を選定する。9月以降も、同ファンドに高水準の資金流入が続くかどうかに注目している。

執筆/山下耕太郎(フィナシー/Ma-Do 投資信託研究会)