2023年2月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「キャピタル世界株式ファンド」の概要
みずほ銀行の2月ランキング1位は、「キャピタル世界株式ファンド」だった。同ファンドは、長期投資を通じた資産形成に資する運用戦略をとるアクティブファンドで、1月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。
1.マイクロソフト(米国) 3.6%
2.ノボ ノルディスク(デンマーク) 2.5%
3.台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾) 2.4%
4.ASMLホールディングス(オランダ) 2.1%
5.テスラ(米国) 1.7%
1月は4.6%のプラスリターンだった。3月以降も、同ファンドがみずほ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■キャピタル世界株式ファンド
基準価額 2万491円
信託報酬 1.701%(年率・税込)
純資産残高 3383.4億円
<騰落率>
1カ月 4.6%
3カ月 -2.5%
6カ月 -1.2%
1年 -0.5%
※1月末時点
全体を見て:海外株式型ファンドが人気
みずほ銀行では、海外株式型ファンドの人気が高かった。ランキング5位の「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」は世界の上場株式の中で、個別企業の競争優位性、成長力の評価で質の高いと考えられる「ハイクオリティ成長企業」に投資するアクティブファンドである。1月は+11.07%の高いリターンになったものの、1年騰落率では-11.79%のマイナスリターンとなっている。3月以降も、同ファンドがみずほ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)
基準価額 2万3200円
信託報酬 1.87%(年率・税込)
純資産残高 4925.06億円
<騰落率>
1カ月 11.07%
3カ月 1.44%
6カ月 1.76%
1年 -11.79%
※1月末時点