2023年1月第4週、大和証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」の概要

大和証券の1月第4週ランキング1位は、「フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」だった。同ファンドは、企業の長期的な成長力と株価の割安度に着目して銘柄を選定するアクティブファンドである。12月は-5.27%のマイナスリターンとなったものの、1月末時点における基準価額は2万3219円と12月末の2万2241円に比べて約4.3%の上昇となっている。パフォーマンスが改善しているので、2月以降も大和証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 2万2241円
信託報酬 1.65%(年率・税込)
純資産残高 4002.8億円

<騰落率>
1カ月 -5.27%
3カ月  5.03%
6カ月  3.98%
1年      3.49%

※12月末時点

全体を見て:外国株式型ファンドが人気

大和証券では、外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」は、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。12月は-6.7%のマイナスリターンとなったものの、1月末時点における基準価額は4万1450円と12月末の4万57円に比べて約3.4%上昇した。2022年は成長株の下落が目立ったが、2023年はパフォーマンスが改善するかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 4万57円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 6474億円

<騰落率>
1カ月 -6.7%
3カ月 -4.9%
6カ月 -4.1%
1年   -18.9%

※12月末時点