2022年の純資産残高ランキング

出所:三菱アセット・ブレインズ提供のデータを基に編集部作成

2022年の純資産残高1位は、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」だった。ただ、同ファンドは2021年の資金流入額が約9394億円とトップだったが、2022年は約4563億円と鈍化した。また、年間リターンが-18.68%となったことから、純資産残高は2021年の1兆7368億円から2022年は1兆6670億円に減少。純資産残高2位の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の1兆5980億円との差は縮まっている。米国成長株の軟調な展開が続けば、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に抜かれる可能性は高いだろう。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 9323円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆6670億円

<騰落率>
1カ月 -6.7%
3カ月 -4.9%
6カ月 -4.1%
1年   -18.7%

※12月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
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