2022年の資金流出額ランキング
分類別で資金流出となったのは、エマージング債券型(1332億円)、エマージング株式型(858億円)のみとなった。ただ、個別ファンドの2022年の資金流出額上位は、米国を中心とする先進国の株式に投資する外国株式型のアクティブファンドが多い。もっとも純資産残高を減らしたのは、「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(ヘッジなし)」で約935億円の減少となった。年間リターンが-27.94%と不調だったことや、月次ベースで資金流出が続いたことが影響した。2021年末は1兆1549億円の純資産残高があり、公募投資信託(ETF除く)の中で2番目の大きさであったが、2022年は約7500億円まで純資産残高が減少し、第5位となっている。
■グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(ヘッジなし)
基準価額 9080円
信託報酬 1.848%(年率・税込)
純資産残高 7500億円
<騰落率>
1カ月 -6.79%
3カ月 -1.98%
6カ月 -2.71%
1年 -27.94%
※12月末時点