7月の純資産残高1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」(1兆8,672億円)

7月の純資産残高1位は、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」だった。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。7月は+7.4%と好調だった。ただ、同ファンドの7月の資金流入額は16.81億円で、8月以降マイナスに転じる恐れがある。2022年になってインフレ懸念が高まり長期金利が上昇。相対的な割高感が意識されやすいハイテク株は売りが優勢になっているからだ。純資産残高は1兆8,600億円を超え、2位の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の約1兆3,600億円と大きな差をつけているが、8月以降にその差が縮まるかどうかに注目だ。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 
基準価額 10,943円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆8,672億円

<騰落率>
1カ月 7.4%
3カ月 4.7%
6カ月 4.1%
1年    2.1%

※7月末時点