6月の純資産残高1位は「投資のソムリエ」(5784.26億円)
複合資産の6月純資産残高1位は、「投資のソムリエ」だった。同ファンドは、国内・先進国・新興国の債券と株式、および国内・先進国のリート(不動産投資信託)に分散投資するバランスファンドである。2020年3月のコロナショック時でもプラスリターンを確保したことから投資家の関心を集め、複合資産(バランスファンド)の中で純資産残高が最大となった。しかし、2022年はパフォーマンスが悪化しており、資金流出が続いている。6月も同ファンドから59.05億円の資金が流出した。これは、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で4番目の大きさである。6月のパフォーマンスも優れなかったことから、7月も資金流出が続く可能性は高いだろう。
■投資のソムリエ
基準価額 10,949円
信託報酬 1.54%(年率・税込)
純資産残高 5,784.26億円
<騰落率>
1カ月 -2.61%
3カ月 -4.62%
6カ月 -10.31%
1年 -10.43%
※6月末時点