ここに注目:「投資のソムリエ」が4位にランクイン
4位に「投資のソムリエ」がランクインしている。同ファンドは国内・先進国・新興国の債券と株式、国内・先進国のREIT(不動産投資信託)に分散投資するバランスファンドである。3月は株式市場やREITは上昇したが、債券は金利上昇懸念から下落した。同ファンドはウクライナ情勢の緊迫化を受け、3月に株などのリスク性資産の比率を下げ、債券などの安定資産の割合を上げた。しかし、これによって株式市場の上昇を享受できず、債券価格の下落によって3月もマイナスリターンとなっている。2020年3月のコロナショック時でもプラスリターンをあげたことから、同ファンドには個人投資家の人気が集まり、純資産残高はバランスファンドの中で最大になっている。しかし、3月末時点における1年間のリターンはマイナス5.24%となっており、低調なパフォーマンスが続いている。4月以降も横浜銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。
■投資のソムリエ
基準価額 11,479円
信託報酬 1.54%(年率・税込)
純資産残高 6,217.04億円
<騰落率>
1カ月 -2.01%
3カ月 -5.97%
6カ月 -6.18%
1年 -5.24%
※3月末時点