1月31日は日本で初めて五つ子が無事に生まれた日です。子育ては1人でも大変ですが、5人ともなると想像もつかないですね。身体的な負担ももちろんですが、経済的にも大きな負担が発生するでしょう。

今日はそんな日にちなみ、「子供の学習費の平均」や「出産・育児の公的支援制度」についてご紹介します。

日本で初めて五つ子が無事に生まれた日

1976年の1月31日、鹿児島市内の病院で五つ子が生まれました。日本で初めて無事に生まれ育った五つ子として、当時は大きく報道されたようです。NHKでは五つ子が1歳・3歳・4歳・小学1年生のときも特集が組まれ、特に小学1年生のときの視聴率は29.1%を記録しました。これは「NHK特集」の中で最高記録となったようです。

子供が増えるのは一般に喜ばしいことですが、一気に5人ともなるとお金の心配も出てきますね。当時のデータではありませんが、文部科学省が2018年度に行った「子供の学習費調査」を参考にしてみましょう。幼稚園から高等学校までの年間の学習費は以下のようになりました。

【年間の学習費の平均(2018年度)】

※学習費は「学校教育費」「学校給食費」「学校外活動費」で構成

出所:文部科学省 子供の学習費調査(平成30年度)

3歳から幼稚園に通うと仮定すると、全て公立の場合は高等学校卒業までに約546万円、全て私立の場合は約1830万円がかかる計算です。やはり子供を育てるのはお金がかかりそうですね。